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blog 2022.Jun.14

洋食店のコックコート選び!プロが伝授「絶対に失敗しない」5つのポイント

洋食店のコックコートは、シェフにとってのシンボルであり、火傷などから身を守る大切なユニフォームです。

これから開業、またはリニューアルされる経営者の皆さまは、それをご承知の上こちらのブログを読んでいただいていると思います。

長く使うものだからこそ、絶対に失敗したくないですよね?

でも実際、ゆっくりリサーチして考える時間はない…。

そんな悩める洋食店経営者の方のために、洋食店で重要なコックコート選び!5つのポイントをわかりやすく解説します。

これを見れば、カタログをチェックする際も要点をつかみやすくなりますので、ぜひ最後までご覧ください。

1、素材を選ぶ

コックコートに使われている素材は、主に以下の3つです。

  • 綿
  • ポリエステル
  • 綿とポリエステルの混紡

細かく言うと他にも素材はありますが、この3つをおさえておけば、あとは比較することで良し悪しを判断できるでしょう。

それぞれの特徴をみていきます。

・綿

綿は、普段着にも多く使われているように、吸水性や通気性に富んだ素材です。

さらにコックコートで最も重要である耐熱性に優れている点がポイント!

キッチン用の鍋つかみの素材として使われるほど、熱に強く、高温になっても溶けることはありません。

火を扱う調理場にはなくてはならない素材と言えるでしょう。

・ポリエステル

ポリエステルはサラサラとした生地をイメージするように、軽くて動きやすく、シワになりにくい素材です。

コックシャツやデザイン性の高いコックコートに使用されています。

長時間着ていてもストレスが少ないのがメリットですね♪

しかし、耐熱性が低いので、調理場にはおすすめできません!

ホールなど、危険の少ない業務に適しているでしょう。

・綿とポリエステルの混紡

上記でお伝えした綿とポリエステル、それぞれのメリットをうまくかけあわせたのが混紡です。

配分によっても変わりますが、綿の特徴である通気性と吸水性、ポリエステルの耐久性を併せ持っています。

こちらはキッチン、ホール、どちらでも使用可能です。

業務の内容によって、うまく素材の特徴を活かしていきましょう!

 

2、織り方・厚みを選ぶ

コックコート選びのポイント2つ目として、ここでは織り方・厚みについて解説します。

織り方というと一つ一つ覚えるのが難しくなってしまうので、ここでは生地の厚みと考えてください。

コックコートは普段着よりも生地の厚みがありますね?

実はその厚みにも段階があるのです。

コックコートに使われる生地の厚みは、以下の4つ。(厚みのあるものから)

  1. カツラギ
  2. ツイル
  3. ウェザー
  4. バーバリー

①のカツラギが一番厚みがあり、バーバリーが最も薄くなります。

火を取り扱う調理場に適しているのは、一番厚みのあるカツラギです。

万が一火が燃え移ってもすぐには体まで届かず、水をかけたり、急いでコートを脱げば軽傷で済みます。

薄手のウェザーやバーバリーは、ホールや皿洗いなど、火を扱わない業務に適していますので、使い分けが必要です。

 

3、形を選ぶ(前見頃)

素材と厚みが理解できたところで、続いては形です。

コックコートを見る際は、前身頃のタイプ、襟の形、袖丈、裾丈、主にこの4つを考える必要があります。

ここでは、専門的な知識となる前身頃のタイプを3つに分けてご紹介します。

①前身頃ダブルタイプ

前身頃ダブルタイプは、ボタンが縦2列についている仕様で、左右どちらが上でも着られるようになっています。

汚れた場合は、左右逆の前身頃を上にすれば目立たないことから、お得意様への急なあいさつにも安心です。

②前身頃シングルタイプ

前身頃シングルタイプは、シンプルに縦に一列ボタンが並んでいます

左右を変えることができないため、汚れがつきにくい調理場業務におすすめです。

ダブルタイプよりもかしこまった雰囲気になり、脱ぎ着がしやすいのが利点です。

③前身頃アシンメトリータイプ

前身頃アシンメトリータイプは、その名の通り一方の前身頃を上にした左右非対称の形です。

スタイリッシュな印象になるため、フランスやイタリアのブランドによく見られます。

コックコートの大部分を占める前見頃の形を決めておけば、全体のイメージも浮かびやすいでしょう。

4、サイズを選ぶ

通販などは特に、サイズ選びで失敗することもありますよね?

コックコートは普段着と比べてゆったりめにつくられています。

大きいサイズを選んでしまうと、袖をどこかに引っ掛けたりしてケガの原因にも!

いつも同じサイズだからと安心せず、肩幅・胸囲・着丈・袖丈の4点をしっかり測って購入するようにしましょう。

Foods Uniではサイズも実際にご確認いただけるので安心です。

5、レディース仕様を取り入れる

先ほどコックコートはゆったりめにつくられているとお伝えしましたが、男女兼用のコックコートのほとんどが男性のサイズを基準につくられています。

女性が着るとダボついてしまい、動きにくいだけでなく、見た目もスマートではありません。

今は女性の体に合わせたデザインが開発されていますので、女性にはそちらを取り入れるようにしましょう。

まとめ

洋食店のコックコート選び!5つのポイントをわかりやすくお伝えしました。

  1. 素材
  2. 織り方・厚み
  3. 前身頃3タイプ
  4. サイズ
  5. レディース仕様

これらをふまえ、長く愛用できる快適なコックコートを選んでいきたいですね!

Foods Uniではサンプルの買い出しを行い、従業員の皆さまに喜ばれています。

「百聞は一見に如かず」というように、実際に見て触って選ぶのが一番です!

プロの視点からもアドバイスさせていただきますので、安心してお任せください。

きっと、ご満足いただけるコックコートが見つかると思いますよ♪

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